投資で9割が負けるトレーダーという理由を理論的に説明してみた。
投資の世界は9割が負けるといわれていますが、それは本当なのか?
それが本当なら、初めからやらないほうがいいのか?
そういう疑問をもつ人は多いと思います。
本当に9割は負けているのか?私なりに解説していきたいと思います
。
金融先物取引業協会のデータによると、個人口座でアクティブになっているのは約10パーセント。つまり、90パーセントの口座は取引されていない、死んでいる口座です。
投資で儲かっている場合、途中でやめる人はなかなかいないと思います。儲かっているなら普通は続けますよね?中には勝ち逃げする人もいますが、そう多くはないと思います。
そう考えると、90パーセントのノンアクティブな口座はいわば損失を出して退場した個人の口座。と考えるのが自然となりますよね。
利益を上げていながら、途中で投資をやめられる人はなかなかいないという前提条件ですが、仮に90パーセントの口座の中で勝ち逃げをした人が1割いたとしても、19パーセントが勝っているトレーダーとなり、81パーセントが負けて退場したトレーダーということになります。
もう一つ、勝っているトレーダーが1割しかいないと考えられるのは、ネットのブログや2ちゃんねる、情報商材を売っているかたがたを除き、利益を上げている人がほとんどいないということです。
これは、偶然や人により偏りがあるとは思いますが、勝っているトレーダーがほとんどいないという実態を考えると、そう考えざるとえません。
ただ、これに関しては、日本では投資をしている人自体が少なく、10パーセントもいません。FXだけですと、4パーセント程度といわれています。
約25人に1人です。その中の1割と考えると、地球上にいる人を無作為に選出した250人に1人が勝っているトレーダーということになりますから、そう滅多に会えるものではないということが分かります。
この考え方は、個人のネットワークだけで考えられるものではないので、フェアーではありません。従って、根拠としては不十分でしょう。
ただ、プロスペクト理論に基づいた、普通の人の考えでトレードをすると負けやすくなっていると考えられますので、勝ち組が4割。その中から手数料を引き、それでも尚、勝ちでいられる人が3割以下。利益の中から年間の税金を引いても尚勝っている人の数を考えると、もしかしたら、当初のように1割となってしまうのではないでしょうか。
投資で勝つにはそれ相応の努力が必要なことは、この論理によって深まるのではないと思います。
それでも努力をし、専業のプロとして生きていきたい方へ、私はいろいろアドバイスしたいと思っているので、悩みなどありましたら、お答え致しますので、メールでもコメントでもお聞きしますね!
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